先日、町でたまたま見かけたチラシの絵に惹かれて「松本春野」原画展に行ってきました。
もうこのチラシだけでも可愛い。
松本春野さんのことは全く知らなかったのですが、とても可愛いイラストでとても癒されました。特に絵本の『Life(ライフ)』は物語もイラストは最高でした。
その展示会は橘曙覧記念文学館の開館20周年記念の特別展でした。
いわさきちひろさんが祖母になるそうで、福井県とも縁が深いそうです。
私はファンなので、越前市にある「ちひろの生まれた家」記念館には、今年3回行きました(*^_^*)
橘曙覧の紹介も少し。
橘曙覧(タチバナノアケミ)1812~1868。福井の歌人で、幕末に多くの歌を残しました。
特に、独楽吟(どくらくぎん)が有名で、平成6年にクリントン米大統領が、天皇皇后両陛下の訪米歓迎スピーチで、その作品『独楽吟(どくらくぎん)』の1首を引用したことでも大きな話題となりました。
たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時
橘曙覧の「独楽吟」とは、「たのしみは」で始まって「・・・とき」で終わる形式でよんだ和歌のことです。曙覧の生活や家族の幸せ、学問への態度などがよみ込まれています。
おかげで最近は独楽吟52首に嵌っています。
楽しみは~○○とき
是非、福井県の歌人の橘曙覧も知ってください。
福井事務所 よしだ