リスキリング(学び直し)

2月9日(水)の日本経済新聞に「中小、学び直しで起死回生」というタイトルの記事がありました。事例としてあがっていた企業は、従業員60人程の企業さんの話でした。

破綻寸前の会社が復活した原動力はリスキリング(学び直し)にあったというのがその内容です。この事例の企業でもリスキリングが根付くまでには相当の時間を要していることを考えると、社長に相当な覚悟が必要なことは間違いないようです。

ただ、人材の確保が厳しさを増す中、現在の従業員のスキルをあげて市場のニーズを拾いあげ、業績改善につなげていくという動きは、すごく自然な流れのように感じます。

記事にもありますが、学び直しについては補助金等も用意されていますのでコスト面では後押しをしていただけそうです。

規模の大きな企業さんに限った話では決してないと思います。

学び直しが業績改善の契機になる可能性を今回の記事は示しています。

自身の企業で取り組むとしたらどんなことができるか、思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?

福井事務所 泉

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