戦略経営者5月号に興味深い記事が載っていました。
『WEB会議で創発的な議論をするためのコツ』という記事です。
在宅勤務やモバイルワークの普及で利用する場面が急拡大しているWEB会議では進行役と参加者双方に通常のミーティングとは異なる配慮が求められるそうです。
WEB会議では、①役割・立場の壁がいつも以上に高くなり、フラットな話が難しくなる ②その場に同席しているわけではないので、議論の背景や参加者の感情が読み取りづらい という課題が生じるようです。
こういった課題を解消するため、3つの秘訣が書かれていました。①要約と確認を重ねる②たちどまって迷子探し③サイレント参加者に声かけの3つです。
①では「○○さんの意見は…ということで合ってますか」や「ここまで議論は…ということでOKですか」など、会話ごとにしつこいくらいに要約と確認をする。
②は区切りのいいタイミングで、司会進行役が「皆さんここまで理解は大丈夫ですか」などと声をかけて議論についていけてない迷子をなくすこと。
③はできるだけ何も発言しない人が出ないようにするため、「○○さん意見や思ったことなどはありますか」と名前を呼びながら声をかける。
進行役・参加者ともに有意義なWEB会議を開くため、参考にしてみてください。
福井事務所 浅井