戦略経営者10月号に『子育てしやすい職場づくり』という特集が組まれています。
こんな記事を目にするたびに、それは一部の儲かっている会社のことで、自分の会社とは関係ないと考えられている社長さんも多いのではないでしょうか?

その記事の中で紹介されている新潟県のサカタ製作所さんの取り組みには驚きました。
サカタ製作所の社長さんが残業の撲滅を決断し、利益の追求よりも残業ゼロを優先する!と宣言されたそうです。
残業ゼロのネックになったのは属人的な業務が多く存在していたことだったそうです。
特定の社員しかできないことがあるとその社員の残業が発生しても仕方ないとなってしまいます。この属人的な業務を減らす取り組みが残業ゼロに向けた突破口になったようです。
こうした取り組みが業務のボトルネックをなくし、スムーズな業務の流れを生み出し、結果的に利益を生み出す結果につながっています。
ワークライフバランスの推進は現在の仕事の流れを大きく見直すきっかけになります。
ただ、現状を変えるには社長さんの覚悟が必要なことは間違いなさそうです。
福井事務所 泉