今回は5月号の事務所通信を紹介したいと思います。
5月号の経営の記事には『目標は“コーヒー1杯”に置き換えて考えてみよう!』と書かれております。
このコーヒー1杯とはセールスでよく使われるワードです。「コーヒー1杯で~できます」と身近のものに置き換えることでイメージがしやすくなるからです。
この記事では経営計画を策定する蕎麦屋さんの例が書かれております。
経営計画を策定するにあたり、年間売上を400万アップさせないと資金繰りが厳しくなるということが分かりました。年間で400万というと厳しい数字だと思い込みがちです。
しかし、1ヶ月あたり、1日あたり、顧客1人あたりなどの小さな単位に落とし込むことで、
目標が見えてきます。
顧客1人あたり100円アップできれば、1ヶ月あたりで30万アップする。(100円/人×120人/日×25日) そうすれば、年間にして30万×12ヶ月で360万アップできる。このように小さな単位で考えれば、目標が現実味を帯びてくると思います。
客単価を上げる、来客数を増やすなど、小さな単位にすることで、いろいろな方法が浮かぶと思います。
その具体的な方法やアイデアを従業員と話し合うことでより良い方法が浮かんでくるかもしれません。
是非参考にしてみて下さい。
福井事務所 武瀬