今年2020年はうるう年にあたり、
今日2月29日は「うるう日」と呼ばれます。
という事で今回はうるう年に関する豆知識について書きたいと思います。
「閏」とは…
ふつうの年=平年よりも月や日の数が多かったり、通常よりも1日の秒の数が多かったりすることを「閏」というそうです。
「暦法上、平年より日数また月数を多くさし入れること。うるう」という意味の他に、「本来あるもののほかにあるもの。正統でないあまりもの」という意味もあるそうです。
地球が太陽のまわりを一周するのにかかる日数は365.2422日ほどで、言い換えると365日と約5時間50分ということになります。
この6時間弱というのが、カレンダーと地球の動きのずれにあたり、
6時間×4年で24時間、4年に1度1日を増やすとこのずれが大体解消されるとの事です。
しかし厳密には、4年に1度うるう年があるわけではないそうです!
たとえば、2100年。
2100という数字は、4で割り切れるので、うるう年なんだろうと思ってしまいますが、
実は2100年は、うるう年にはならないのです。
まず、4で割り切れる年…つまり4年に1度、これがうるう年になります。
ですが、上記のようにうるう年を4年に1度制定しただけでは、365.〇〇という小数点のズレが正確には直らないそうです。
そのため、グレゴリオ暦では、うるう年の条件に次の2つも追加されています。
・西暦年が100で割り切れる場合は平年
・しかし、400で割り切れる場合はうるう年とする
例に挙げた2100年は100で割り切れますが、400で割り切れないのでうるう年にはならないという事だそうです。
皆さんはご存知でしたか?
福井事務所 山崎